幻想世界

CLANNADの舞台である町の、見え方が異なる世界。現実世界から一番遠くて、一番近い世界。人の世界ではなく、命ある者は少女ひとりしかいない。

どこまでも荒野が続いていて、何もない。動くものとして獣は存在しているが、現実世界でのそれは人工物であり、命はない。現実世界の住人たちの思いは"光"となってこの世界を飛び交っている。

ことみの両親が行方を突き止めた「隠された世界」との関連性は不明。本来は現実世界と交わることのない世界だが、秋生の願いによって渚、汐、そして朋也と大きく関わっていくことになる。

幻想世界の少女

…世界という距離を越えて、わたしたちは出会うことができた…

.        _
.     , '´   `ヽ
      i イノリノ))))
      | |l ゚ -゚ノリ
    ノ ノ/)艾i、l|
.   ( (( ノ_,ゝ'
        しU

幻想世界にたったひとり存在する少女。この世界で唯一の命ある者、"人"。

幻想世界と深く繋がった者の命を受け継いで現実世界に生まれたが、すべてが終わる直前に死よりも世界の意志となることを選び、この世界に生まれた。その命は幻想世界と深く繋がっている。

ガラクタを組み合わせて、"もの"を作ることができ、自分の存在に気づいた光のためにガラクタを集めて人形を作った。

彼女は幻想世界そのものであり、彼女がいなくなるとこの世界もなくなってしまう。

長い旅の果てに辿り着いたはじまりの場所でそのすべてを知り、ガラクタ人形の光を解放してこの世界に残る。光たちを見守るために人の姿を失い、世界の意志となった彼女は、永遠にこの世界を見守っていく……。

彼女の思いは"光"となって現実世界に現れる。

幻想世界、エピローグに登場する。オフィシャルコミック、電撃コミックス、TVアニメにも登場。劇場版では設定が大きく異なる。

声:川上とも子(TVアニメ)

データ

不明

呼称
一人称
わたし
ガラクタ人形
きみ、パパ
光たち
光たち
三匹の獣
あの子たち
岡崎朋也
パパ、あなた(すべてオフィシャルコミック)
口調

「丁寧」

語頭に「…」をつける。

ひらがなで表現する言葉多数。

性格

「温和」、「儚げ」

人物像
  • 冬に弱い。
情報

不明瞭

人脈(プロローグ時)
失われた記憶
岡崎朋也、岡崎渚
人脈(エピローグ時)
春を告げる風
伊吹風子
思いの欠片
岡崎朋也、岡崎渚、岡崎汐
優しい匂い
幻想世界の獣(だんご大家族のぬいぐるみ)
記憶の断片
幻想世界のガラクタ人形、幻想世界の獣たち、幻想世界の光たち

幻想世界のガラクタ人形

僕はいつまでも、きみのそばにいる。

   ┌=, -─- 、
   └/ o Q i=匚
    il______li
     /.Y 古可 Y.、
   └'└┬┬┘┘
       └‐'‐┘

現実世界と幻想世界……ふたつの世界に存在する、その幻想世界での姿。幻想世界で意識というものを持っているのは彼と少女だけ。

元々は他の光たちと同じ存在、すなわち現実世界の人間の影というべき存在だったが、少女の存在を認知し、その温もりを求めて少女が作った人形に宿った。

少女を小屋から連れ出し、長い旅の果てに辿り着いたはじまりの場所で真実を知る。少女は幻想世界の意志となり、彼は身体と記憶を失ってもうひとつの世界へ……。

朋也と渚、ふたりの物語はここから始まる……。

幻想世界に登場する。オフィシャルコミック、電撃コミックス、TVアニメにも登場。設定は大きく異なるが劇場版にも一応登場。

声:矢島晶子(TVアニメ)

データ

不明

呼称
一人称
少女
きみ、君、彼女、少女、この子
獣たち
獣、獣たち、それ、彼ら、こいつら、あいつら
口調

「一般的」

「頑張る」を漢字で表現する。「うれしい」をひらがなで表現する。

性格

「一般的」

人物像
  • 幻想世界が嫌い。
  • 獣たちが嫌い(初期)。
情報

不明瞭

人脈(プロローグ時)
失われた記憶
岡崎渚、岡崎汐
人脈(汐エンド時)
幻想世界の少女
支えてくれるもの
幻想世界の獣たち
思いの欠片
岡崎渚、岡崎汐