アニメCLANNAD 感想記

杉坂
「ついに始まりましたTVアニメ『CLANNAD -クラナド-』! ここはアニメのデータを集めつつ、感想や予想などを主観全開のネタバレ全開でぶっちゃけてみるページだあっ! 原作のネタバレもしまくってるので注意してくれぃ!」
仁科
「すごいハイテンションだね」
杉坂
「果たしてりえちゃんの出番はあるのかっ!? そして杉坂の運命はッ!?」
仁科
「期待が大きいと失望も大きくなるよ」
杉坂
「それでは、アニメ最初のテロップに合わせてりえちゃんどうぞ~」
仁科
「……え? ……あ! テレビを見る時は、部屋を明るくして離れて見てね♪」
杉坂
「実はそのテロップ、CLANNADは出てないんだけどね。字幕って出てるだけ。最近のアニメは出てないのかな?」
仁科
「もうっ。だったらやらせないでよ」
杉坂
「出番チェッカー杉坂、参上」
杉坂
「第1回、りえちゃんはおそらく出なかった」
杉坂
「第2回、りえちゃんはまぁ出なかった」
杉坂
「第3回、りえちゃんはまだ出なかった」
杉坂
「第4回、りえちゃんはたぶん出なかった。背景に女生徒はいっぱい出たけど……」
仁科
「……背景ばかり見ててむなしくならない?」
杉坂
「第5回、りえちゃんキターーーーッ!……のか? 私もキタッ……のか?」
仁科
「たぶん私たちだと思うけど……オフィシャルコミックと姿が違うね」
杉坂
「ちょっとカメラさん遠いし、まだわかんないな。とりあえず作戦会議を行う」
仁科
「え、何? 作戦?」
杉坂
別ページで緊急会議。いくよっ、りえちゃん!」
仁科
「ちょ、ちょっと~」
杉坂
「第6回、りえちゃんはそこはかとなく出なかった……かもしれないかもしんないかも……」
杉坂
「第7回、りえちゃんが出たような気がしていたが、別にそんなことはなかったぜ!」
杉坂
「第8回、りえちゃんはぷち出なかった。己が出なかった」
杉坂
「第9回、りえちゃんは恥ずかしがり屋さんだから画面には映らなかった」
仁科
「すごく無理がある解釈だね」
杉坂
「でもさ……なんだろう……何か、忘れてる気がするんだよ……」
仁科
「え……? ……そういえば……私もそんな気がする……」
杉坂
「第10回! 今度こそりえちゃんキターーーーーーーーッ!」
仁科
「三人とも出番があってよかったね。ちょっと嬉しい」
杉坂
「いやっほぅぅ! りえちゃん最高ぉーーっ!」
仁科
「も、ものすごいハイテンションだね」
杉坂
「ぃよっしゃぁーーっ! 仁科りえ登場記念祭をはじめるぜっ!」
仁科
「だめだこりゃ」
杉坂
「第11回、出番が来た次の回にはもう画面端に追いやられる私たちであった」
仁科
「え? 今回いたの?」
杉坂
「これだもんな~」
杉坂
「第12回! りえちゃんの笑顔は至宝!」
杉坂
「第13回、りえちゃんは名前のみ登場。渚さんたちに助力するよっ!」
杉坂
「第14回、りえちゃんはことみちゃん先輩の友達回想シーンにも出なくて杉坂しょんぼり。ヴァイオリン贈呈式には出席してるだろうけど描写なしでガックシ」
「第15回、杉坂さんの運勢は……。ラッキーカラーは白、ラッキーワードは脅迫状です。友達を心配する優しいあなた。真剣にお願いすることで周りの人は感動します。不可能に挑むあなたの姿が人々の気持ちを動かすのです」
杉坂
「ぐはー!」
原田
「そんなことより、わたしセリフあったよ! スタッフロールに名前出たよっ! ねぇ聞いてる?」
杉坂
「第16回、りえちゃんの出番はばっちりあったけど複雑な気分……。これって贅沢な悩みだよね……」
原田
「ああ、贅沢だとも。今回でわたしは原作のセリフ数を上回ったんだからねっ。とても重要」
仁科
「…………」
杉坂
「どしたの? りえちゃん」
仁科
「……え? ううんっ、なんでもないよっ」
仁科
(こうして三人並んでると、アニメでもやっぱり私が一番背も胸もちっちゃいなぁ……はぁ)
杉坂
「第17回、ちょっと資料室に行っておまじないしてくる! 杉坂ダッシュ!」
仁科
「演劇部と合唱部、今回で一緒に活動開始できると思ったんだけどなぁ……」
原田
「……今回セリフなし」
仁科
「第18回。前回からすーちゃんが帰ってこないので、私がお知らせします。私たちの出番はありません♪」
杉坂
「第19回、恥ずかしながら帰ってまいりました! 今回の出番はなし!」
仁科
「いったい何してたの?」
杉坂
「冒険」
仁科
「?」
杉坂
「第20回! 本格的な出番がやってまいりました! 次回の出番も予告で確約されました!」
仁科
「あのセリフはあるかな? どきどき」
原田
「セリフはあるかな? どきどき」
杉坂
「第21回! いろいろ細かい不満はあるけど、とりあえず無事我々の出番も終わりました!」
仁科
「長いようで短かったね」
原田
「やっぱり最後もセリフなしですよ……」
「まぁまぁ、元気出してくださいっ」
「そうですよ。次回がまだあるじゃないですか」
仁科
「うわっ、何?」
杉坂
「誰よ、あなたたちはっ」
女生徒
「合唱部員4」
女生徒
「5」
女生徒
「6」
女生徒
「7」
四人
「四人そろって、合唱部1年生カルテットで~す!」
杉坂
「ちょ、ちょっと待って。いつの間に合唱部員増えたのっ!?」
仁科
「私に聞かないでよ~」
原田
「わたしが知っているはずがない」
部員4
「ほら、今回合唱してる先輩たちの後ろにいたじゃないですかっ」
仁科
「……え?」
杉坂
「……な!?」
原田
「……つ」
杉坂
「いつの間にか七人もの大所帯になってしまった合唱部。一体どうなってしまうのか!? それよりもりえちゃんの出番はあるのかっ!? そして杉坂の運命はッ!? 次回、大団円の最終回! 『影七つ』にご期待ください」
杉坂
「最終回! 影三つ!」
仁科
「あれ? 前回の女の子たちは?」
杉坂
「あー、あの子たちは単なるエキストラで部員ではない……と脳内補完しておいた。エムブレムが赤なのに1年生とか言ってたし」
仁科
「そうなの? でも、それじゃ前回の予告がウソっこになっちゃうよ」
杉坂
「そうなんだけど……やっぱね、私たち三人でここまで頑張ってきたんだしさ……」
原田
「それに、これ以上増えたらわたしのセリフがなくなる」
杉坂
「いいセリフ言ってんのに、水差さないでくれる?」
原田
「わたしにとっては切実な問題なのっ」
仁科
「まぁまぁ。それじゃ、これからも三人でがんばりましょう!」
三人
「おー!」
杉坂
「だがしかし! 終わりと思ったらまだ番外編があるのであった。一体どうなってしまうのか!? それよりもりえちゃんの出番はあるのかっ!? そして杉坂の運命はッ!? 次回、本当に最終回!? 『影ノ十三』にご期待ください」
仁科
「それはもういいから」
杉坂
「番外編、りえちゃんの出番はなかった。だが! アフターストーリーこそ、りえちゃんの本領発揮! 果たしてウェイトレスりえちゃん、私服りえちゃんを拝むことはできるのかっ!? そして杉坂の運命はッ!?」
仁科
「最初も言ったけど、期待が大きいと失望も大きくなるよ」
原田
「わたしの出番は……?」
秋生
「俺様の出番はこれからが本番だぜっ」
早苗
「そうですねっ。わたしたちもがんばりましょうね、渚」
「あ、はい。不安ですけど、がんばります」
芳野
「俺たちもこれからだな」
公子
「そうですね」
風子
「風子……参上する暇なかったです」
幸村
「わしもこれから……だといいがの」
ことみ
「なんでやねん。ツッコミマスターにまた一歩近づいたの」
「ことみちゃん、誰もボケてないよ」
ボタン
「ぷひぷひ」
「振り返るとあたし、ずっと眉を吊り上げて怒ってばっかりだった気がするのよねー」
朋也
「ずっとあの日だったんじゃねぇの……ぶはっ」
春原
「そういえば僕も吹っ飛ばされるところばかりピックアップされてた気がするねぇ……」
智代
「それはなんだ? 私のせいだと言いたいのか」
美佐枝
「あたしの学生時代にタイムスリップさせてやりたかったわ……はぁ」
虎猫
「にゃーん(ただの猫でした)」
有紀寧
「わたしのお友達も結局一度も資料室に来ませんでしたね」
芽衣
「もう少しこの町を見てまわりたかったなぁ」
勝平
「キミたち、むちゃくちゃ贅沢だよ!」
杉坂
「それでは、みなさん集まったところでっ! 次回CLANNAD、希望のアフターストーリーへ……レディーッ」
全員
「ゴーーーーッ! …………ごー」
仁科
「ほんとにこんなので大丈夫なのかなぁ」
杉坂
「お久しぶりの智代編! りえちゃんの出番はなかったぜ!」
仁科
「zzz......」
杉坂
「あまりにも久しぶりなのでりえちゃんは寝てしまいました」
仁科
「zzz......」
杉坂
「アフターストーリーが始まるまでしばしのお別れです。ごきげんよう、さようなら」
仁科
「おやすみなさい……」
杉坂
「……」

アニメCLANNAD ~AFTER STORY~ 感想記に続く。